笹祝酒造様の暖簾納品
先日、笹祝酒造 Sasaiwai sake breweryさんへご注文品の暖簾を納めてきました。 生地は三尺巾の苧麻(カラムシ)の生平。 手織りされたものです。 そこに二斗の酒樽を実寸で柿渋染めしました。 柿渋染めの特徴として、この暖簾の酒樽は時を経てさらに色濃くなり、布への定着も増していきます。 「ここは蔵元」 それを伝えるために、笹口社長は酒樽を選びました。 しかもイメージとしての酒樽でなく、実際に蔵にあったもののひとつを選んで、実寸でのご要望。 蔵元名さえも入れずシンプルに。 心意気が伝わってきました。